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伊良部高校島人講話2年目 更新2

伊良部高校島人講話2年目 更新22010年2月2日(火)
伊良部高校島人講話2年目
卒業前の高三生へ、
島の魅力を島人6名が各持ち時間50分で伝える企画である。
私の前の講話「グァテマラの思い出」下地三保子氏(青年海外協力隊・バレーボール教師)
私のテーマは「ハーブ栽培・加工と自然探訪」
底のテーマは、 「伊良部島で歴史を観る」
①地球の美しさを観る
 50万年前から生育堆積してきた珊瑚礁から成る琉球石灰岩の島。一万年前に島の原型。
 白砂の浜・海洞・竪穴洞窟・池・御嶽・・数々の手つかずの自然のスポット
 
②住民意思の歴史に触れる 
穏やかな人間性・いざという時立ち上がり、島を守る。1.1903年 人頭税廃止 2.1971年 下地島空港平和利用国県覚書  3.2005年下地島空港自衛隊誘致反対町議会決議
 
③地場産業を創る
1.アロエ…食用・薬用 2.ハーブ…生ハーブ20種 ・加工品8種(食品・工芸 )・料理 
3.家…改装→宿・食堂 土製家 4.体験観光…収穫加工 自然探訪 
5.有機野菜・果樹 6.基幹産業 キビ・漁業  その他多様 
 

伊良部高校島人講話2年目 更新2 伊良部高校島人講話2年目 更新2
生徒の感想が届いた。
更新しながら、載せていく。
いい青年たちが育っている。

2月28日のロマン海道マラソンで走るし、ハーブの店も出すので、
是非、試食に来て欲しい。
リクエストがあれば、島の自然も一緒に行きたい。
卒業式には必ずいく。
もらった感想と人を合わせるのが楽しみ!

「話を聞いて、自分に出来る事は何なのかを改めて考えさせられました。東京から伊良部島に来て、『大変だろうなぁ』と思っていたけど、キビかりやこの地域に触れる事によって、自分のやるべき事や出来る事を探してきた近角さんはすごいと思った。」

「『開拓精神』の大切さ。(私にはものすごいチャレンジ精神をもっている、とても強い人だと感じました。)島出身の私よりも、島について知っている事が多く、自分の生まれ育った島についてもっと学び、他の地域の人にも伝えなければ、という気持ちになりました。」

「自分に何ができるか考えて、何か新しい事をやってみるのも大事だなと思った。また、住民ががんばってみることで、行政を動かす事も可能なんだと知った。」

「県外からきた近角さんの島での体験談をきいて、自分が住んでいる島がとてもいい所だと感じた。近角さんはハーブの話をするとき、とても熱が入っていて、とくにアロエはとにかくすごいと感じた。ハーブは収穫期間がとても短いので、加工・保存法に気をつかっているのだと思った。」

「初めてハーブのにおいをかぐ事ができたし、たくさんのハーブに触れる事ができてよかった。新しい事にチャレンジしていく事はすごく大事だと感じた。自分もこれから色んなことにチャレンジしていきたい。」

「ローゼルを育てているという事でしか、近角さんの事はわからなかったけれど、いろいろなハーブを育てて、ジャムやペーストにしている事がわかりました。また、染め物ができる事や、ローゼルの茎で紙ができるという事もわかりました。お忙しい中、講話をして下さって、ありがとうございました。」

「アロエはとても体にいいことが分かった。蚊やハチなどに刺されたときとか、歯が痛いときとか、筋肉痛などのときに、アロエをぬるときくことが分かって、アロエはすごいと思った。 あと伊良部島の土がハーブ作りに適している事にびっくりした。今日は、いろいろなハーブのにおいもかげたし、見ることもできたからよかった。あと、伊良部島(下地島)にアメリカ軍とか、自衛隊が来るのはいやだと思った。」

「最近、伊良部にいろんな店が増えているなぁと思ったら、そういう事だったのかと思った。近角さんも、自分で仕事を作って働いている一人だった。なんか、普通の事をするのもいいけど、自分で新しい事を探してやるのも、いい事だと思った。『アロエは2日酔いに効く!!」

「ハーブの中には、いいにおいや、くせのあるものもあったけど、みんなちがってみんないいと思った。自分もなにか一つのことに集中してとりくんでいきたいと思った。」 

「ありのままの自然に出会えるというところがこの島のいいところなんだなぁと思った。いらぶ探検隊に参加したことがあるのですが、遺跡から土器が見つかった時、祖先が実際に存在していたことに感動しました。伊良部に自然に目を向けて観光業が発展していったらすごいだろうなぁと思いました。」

「アロエは人間の体にいいことがわかった。ローゼルでふりかけをつくれる事がわかった。」

「一人暮らしをする際、なんか、植物をかってみたいと思いました。」

「アロエは薬湯などで 体にいい物で、色々な使い道があっていいと思った。ジャムおいしかった。」
 

「ローゼルってすごいと思った。茎からは紙ができるし、花では紅茶・ふりかけ、ストールの色をつけたり、ヤバイと、  すごいと思った。伊良部の自然って、本当にすごいんだなぁと思った。伊良部に生まれた事って誇れるし、海と空と周りとの支え合いって伊良部でしかできない事だと思った。」

「アロエとか雪の降らない南の島でしか育たないものがあるという事初めて知る事ができてよかった。いろんなハーブで、お茶ができたり、布に色がついたり、料理に味付けできたり、その茎で紙ができたりして、すごいなと思いました。何かに興味をもって、それについて、いろいろなことを知れたらいいなと思いました。」


続く


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この記事へのコメント
近さん
いろいろなことが静かに育っているね。
自分のことみたいに嬉しい。
僕も進まなくては!

BOO
Posted by BOO at 2010年02月04日 09:28
☆ BOOさん

「静かに育っている」というお言葉、ありがとうございます。

この前のブログにも報告した、牧ガー(井戸跡)から牧ブー(入り江)までの道、BOOと、背負った悠と3人で、夕暮れから9時まで、道路を目指して、道迷いした事がありましたね。
あの時は失礼しました。

あの後、探検隊で、この講話をした学年の伊良部高生十数名とここを歩き、また、遠見台を求めて、草刈をした事もありました。
さらに、その後、探検隊で、中学校PTA20名ほどが、ブーで集めた漂着ゴミを道路まで運び出してくれ、その時、英治さんらと、ガー⇔ブーの道にしっかりと目印を付けました。
今では、迷うことなく、歩けるようになりました。

今、字伊良部区長さんと、道路からガーまでの、たくさんの投棄ゴミと、雑木が生い茂った道を美化する事を、市も交えて、相談していこうと話しているところです。
何しろ、ここは、700年前の村落発祥のルーツですから。

あぅ、枯れないうちに、紙漉きの材料のローゼルの茎の刈り取りをしておかなくては・・・

BOOやてるみさんの世界の広がり・深まりはいつも楽しみに観ています。
Posted by ちかさん at 2010年02月05日 04:53
 
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