てぃーだブログ › 伊良部島ハーブベラ畑

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Posted by TI-DA at ◆

心ある道



鍋底にただただ浮かぶ





南北・東西・天地が交わる場
  


Posted by ちかさん at ◆2016年05月10日08:32

2016年新年2015年報告

梅雨が5日しかなかったにもかかわらず、
昨年のローゼルは、健やかに育ち、40m×60mの畑は豊作となった。12月↓


11月18日から40日間、みんなで、収穫、洗い、種取、ちぎり、500g袋詰め、冷凍を続け、
冷凍庫も新機購入、晴天の日は冷凍を天日干し・乾燥機でドライにした。
渦巻き畑にもローゼル。201512スパイラル↓ 画面上の赤が上記のローゼル畑。


かくして、みんなで、カラオケや炭火バーベキューで、打ち上げて、年を越した。
恒例の年次報告として、写真を並べ、挨拶を皆さんにお送りする事とした。




年末年始、宮古島でのパーマカルチャ(持続可能な農文化世界の形成)の合宿に出会い、
一部参加させていただいている。
濃密な年明け!
全国から集まった24名のいきいきとした若者たちと、
主宰の設楽清和氏のグローバルで豊かな知恵!
万物共生の時代が深まりすすむ!
ハーブの株と製品と、宮古伊良部NPOの自然と人と政治の出来事を、
シェアさせていただいた。
各人各地も、我々も深めよう。そして、分かちあおう。

  


Posted by ちかさん at ◆2016年01月03日07:01NPO法人いらうゆう

42年来の友来島

 


「たかとしが6才、わたしが20才の時、出会って、
今、たかとしが48才、わたしが62才の時、再び出会って、
ほんとにうれしかったです。
伊良部島で暮らして18年、
ハーブの仕事と福祉の仕事がかみ合った時、
また来てくれて、迎えられて・・・
一緒に月桃を摘んで、一輪車を押して、帰る時、
僕の中から、あたたかいものがこみあげてきました。
これから、暮らせる所を創っていきます。
みなさん、どうぞ、お元気で、
また、いらしてください。
登俊へ 近角敏通』











私は中3から浪人2年を経て、大学1年まで、
心の歯車がかみあわず、心とからだがバラバラな状態だった。
20才、小1の彼と出会い、そのあまりにも楽しそうに遊ぶ姿に、当て身で影響を受け、
自分の感性・感覚が蘇った。今に至る恩人である。
その後、彼は埼玉で自転車工場で長年働き、今は福祉の事業所でリサイクルの仕事をしている。
17年前、彼の父親がなくなっ時、
母親と共に、移住したての私のもとを訪れ、サトウキビ刈りを共にした。
そして、今、2015年10月、母親が病気を患い、彼の行く末を案じて、
彼の弟や伯母と共に来島してくださったのだ。
こころみ学園や茗荷村にも行ったという。
一緒にハーブの仕事をやり、家に泊まってもらった。
彼は実にしっかりとした所作を身につけており、やはり、一緒にいて、とても心地よい人であった。
私の中から、グループホーム構想がわきおこった。
働く場はできている。その上、安心して暮らせる場をNPOで創っていくのだ。
それは、他のメンバーの、地域の中で生きていく基盤ともなる。

大切なメンバーと毎日手作り昼ご飯を楽しんでいる。
この日は、鉄板焼き。
たかとしを迎えて、
いつも以上に、
みんなのこころもまるくなっている。




  


Posted by ちかさん at ◆2015年10月25日10:43NPO法人いらうゆう

地球の豊かさ

ハーブ弁当80食!よろこんで!



渦巻畑へようこそ!



縄文!カタカムナ



愛しの下地島 鍋底!


  


Posted by ちかさん at ◆2015年10月01日22:18NPO法人いらうゆう

気づく事。信じる事。

胸騒ぎの夜である。
安保法案が強行採決?!
国会雨の中の市民デモ!
書かずにはいられなくなった。
安倍さんはアメリカの軍需産業に洗脳されたのだろうか?
あまりにも人の命の事を考えていない。
人の声を聴かない。
軍備が抑止?
自衛隊は命を守るから命を奪いあうへ。傷ましい。
宮古島市へのミサイル配備は誰の意志?私たちではない。
攻撃の意志を向ける事は、戦闘を呼び、さらに部隊は打撃を受け、島は占拠され、米主導自衛隊実行の離島奪還作戦!現在、演習が行われている。
すべては、自国防衛のアメリカの南西諸島を戦場にした対中制限戦争作戦で想定。
米日・安保法案の実現版!
その時、私たちは?お客様は?自然たちは?
守らねば。
何故、ミサイル配備賛成?
私は信じる。市長を信じる。
10年前の市長選で市民の公開質問状への現市長の公開回答。
「太平洋戦争や昨今の世界の局地戦の苦難を思うと、軍事化による平和などあり得ない。
下地島空港を軍事利用する事は近隣諸国の不安をひきおこし、アジアに緊張をもたらす。
よって、下地島空港の軍事利用には断固反対する。」

気づく事。
信じる事。
平和に地場産業をおこす事。

平和集会・平和宣言についての小学校のPTA新聞の記事である。
長男悠は「やめろ!」の教師を演じた。
読み聞かせは、校長先生・教頭先生・教育委員・地域の読み聞かせの方々と演じた。
私は弟役だった。
市長の平和宣言は力強い宣誓だった!

「伊良部小PTA新聞「架け橋」2015年7月号

「ぬちどう宝」
~平和集会・平和祈念式典の大切な言葉~
6月17日、体育館で平和集会が開かれました。ねらいは「命を大切にし、平和を願う心を育てる」です。
6年生は修学旅行での平和学習をもとに、20万に余る人が亡くなった沖縄戦の報告と場面を再現した3つの劇を演じました。次の言葉が観ているものの心に重く響きました。  ①爆撃に背中をやられた女子学徒隊の「私は死ぬさだめ、早くいって!」「お母さーん、お母さーん」②壕が崩れて動けなくなった少年の「助けておじさん!連れてって!」③集団自決寸前、女子学徒隊の引率の先生の「やめろ!」「生きよう!生きるんだ!」訴え「戦争の悲惨さを忘れない事・語り継ぐことが平和へとつながっていく事だと思います。」
読み聞かせのボランティア6名と校長先生と教頭先生は役になりきって、スクリーン紙芝居「白旗をかかげて」を演じました。集団自決の日の早朝、壕を抜け出した姉と弟は、白旗をかかげて生きる事を選びました。姉の決意の言葉「ひろし生きよう。母ちゃんも父ちゃんも言ってたよね、生きるんだぞって」銃弾に倒れた母ちゃんの言葉「私はもうだめ、早く逃げなさい。母ちゃんの分も生きておくれ。」命令で戦争に行き亡くなった父ちゃんの言葉「沖縄ではな、昔から『ぬちどう宝」といって、命はこの世の中で一番大切な宝だ、と言い伝えられてきた。いいかおまえ達、戦争がどんなにひどくなっても、死ぬんじゃないぞ。』
スクリーンには最後、実際に白旗をかかげて壕を出た少女の写真が映しだされました。
6月23日、慰霊の日、学校を代表して6年生10名達が、今年から宮古島市全体で行うことになった全戦没者追悼式及び平和祈念式典(マティダ劇場)に参列しました。市長の平和宣言の言葉「宮古島市は、平和憲法の精神に則り、すべての国の…軍備縮小を強く訴え、世界平和の実現に向かって力強く進んでいく事をここに誓います」本当に、現実に、この事を実現していきましょう。」





Posted by ちかさん at ◆2015年09月16日23:21新聞コラム等

日々十全 ローゼルの幸い

人も畑も加工も料理も自然探訪も、すべてが、日々十全に営まれている。

ローゼルの種をまいたのが5月末!
それが発芽と生育を支える梅雨が今年は4日間しかなく
すわっ、太いホースを購入、地下水を撒く日々、
そこへ、台風!
ややそれたその雨が幸い!
8月20日のローゼルの生育である。
そこへ、今、台風15号!の只中。
はたして、凶か、吉か。

それは自然の出来事として。

今、みどりを含めて、日々、七人で働いている。
昼食も手作り。
畑も加工も手作り。

予約制でお客様のおもてなし。
そのリクエストに応ず。

すべてが人と自然の営みである。




































































料理の写真は、長距離会で知り合った写真家の方がランチに来られて、撮って下さったものである。

◎平成26年度自然体験プログラム体験者の感想(アンケート用紙・来処者ノートより)
「料理は自然に対する賛歌のようで、心温まる時間を過ごせました。」
「植物の魅力を体全体で感じることができました。ごはんも12品全部おいしかったです」
「ハーブのよい点を最大限に活かした美味しいお料理でした」
「素材への愛が感じられるていねいなお料理。豊かな気持ち。渦巻畑。お話面白く、上質な時間でした」
「ハーブのパワーでからだもこころも大満足!食堂からながめる畑・草木がみな仲良くいきいき・・・」
「すべて、真心がこもってすばらしい」「落ちついて、いい所です。ハーブに感動しました。」
「体が必要としているから、からだにどんどん入るって感じでした。お気に入りはホーリーバジル」
「自然の素材の持つあたたかさ、力強さ、おいしい大地の恵みをありがとうございました」
「いつも食事中うるさい子供達が味わって食べていたので驚きました。感動のおいしさでした」
「余計なものが入っていない素材を活かしたお料理でした」
「いろいろなハーブのペースト、心ゆくまでお味を楽しみました」
「色取りもきれいで、ハーブや野菜の味がしっかりしていて楽しい気分になりました」
「のどの通りの悪い主人でもほとんど食べきり、多種な食材を安心して頂けるランチでした」
「うるさい女子6人がこのランチを頂く時は穏やかで静かな気持ちで・・・ 心づくしのランチ」
「今日で7回目のハーブランチますます人を幸せにしてくれる場。ハーブの香り一番!驚きのお料理!」
「あたたかなランチ また伊良部を深められました」
「方角にインドを想ってホーリーバジルを愛でるお話、ローゼルのドレッシング作り、興味深く、楽しく・・・」 「ハーブ泡盛はおいしかった」 「料理のシンプル化に期待します」
「真心のこもったお弁当 本当においしかったです」
「11年ぶりの伊良部島です。前回より島の深い部分に触れる事ができました。また来ます。」
「自然の神の導かれているこの地に来られたことに深く感謝しています」
「パワーをたくさんもらえました。次回は両親を連れてきたいと思います」
「ずーと体験したかったローゼル摘み たのしかったー 毎日おいしくいただきます」
「ローゼルコンフィチュール すべてが鮮烈なのに優しい味 体が喜んでいます」
「キビ刈りも体験!お会いできて本当にうれしいです」 「価値あるツアーだと思います」
「歩いているだけで元気になれるハーブ園。種とり手作業。よい香りの中で楽しみました」
「天と地の結び 内も外も元気になりました」「ハートと宇宙がつながる」
「無極から来たりて無極に帰す。刻々と心が喜びを感じ日日に安らかに」
「この寒空で鍋底に入れるか心配でしたが呼ばれました。すごく幸せでした。大好きな仲間と」
「鍋底に入れたことがうれしく、何か、特別な気持ちになりました」
「人生で最高に楽しく美しい海に入りました」
「本当に美しいものをからだで感じることができてよかったです」
「今回の旅の最大の目的をこんなに清々しい気持ちで達成させていただくことができました」
「想像した以上の海の美しさ、エネルギーを感じました。料理は島のエネルギーのように優しかった」
「6日間の畑や走りの経験 自分の人生に生かせていきたい」
「好きな草木を選び取りに行くすばらしい自然体験。ステキな色のショールに染まった」
「ゆったりと充電 ハーブ染めを教えてもらいながらリフレッシュもできました」(染め)
「キビ刈り~ジュース~繊維取り~紙漉き 貴重なぜいたくな時間!」(紙漉き)
「自分で作った葉書、友人に出しますね」(紙漉き)
「まとめて年表になっている島の歴史がわかりやすかったです。歩き、伊良部の新しい魅力を得ました」
「海のお母さんの産湯を浴び、透き通おったよう。妊婦を気付かってのハーブ料理。赤ちゃんも大喜び」
「地球と一体になり、食べて歓びがたくさん。あー伊良部島本当にいい島だなぁ。また来ますー!!」
「これからも大きな人の輪が広がりますよう願っています」


  


  


Posted by ちかさん at ◆2015年08月24日03:48NPO法人いらうゆう

つながる

伊良部島と宮古本島を結ぶ全長4.2kmの
伊良部大橋が1月31日開通した。
一般車の渡り初めは16時だった。
この時、長男悠が39.7度の高熱でぐったり!
宮古本島の小児科に診察を受けに行くのが、
我が家の渡り初めとなった。
女医さんはインフルエンザと即診断下さり、
処置をして下さった。これは効いた!
写真は、ほっとした帰路の渡り。
橋はわずか10分で渡れ、渡りはじめて、15分で帰宅でき、びっくりした。
つながるという事を実感した。感謝。
この事をTBSの電話取材で話すと、夕方、関東ではニュースで放映されたようだ。

地元新聞の二紙が伊良部大橋特集で、
物作りと福祉を興す、うちのNPOの営みを紹介してくれた。
伊良部島の自然がいかに開かれていくのかが問われている。
ハーブ製品は、自然の恵みと皆の総力の結晶だ!





































大橋開通の翌朝、2月1日、
後藤健二さん殺害が報じられた。
即、反テロ宣言。
それが原因なのに。
9・11,3・11同様、
この出来事も深めなければいけない。
正月、テレビでやっていた中沢新一氏たちの
日本人論を思い出した。
日本人には、2元論、2極対立の間に立つ、
中空構造がある!
中道とも、中庸とも、空観とも、
あるいは、ニュートラルともいえる。
どっちつかず? 脆弱そうで、
この中空は、縦に、3次元の天地とも
つながっている事に気づいた。
ブログの前の記事で、ヤマトブーの大鏡岩は、東と西の光を照らすと書いた。
その後、この岩の底の世界十字盤の意味、もう一つの線は、南北の線、すなわち、南北問題の、
西欧と第三諸国をつなぐ線なのではと思っていたのだが・・・
2月1日の事を友人と話していて、十字とは、東西南北と垂直に十字をきる、天地の線だと気づいた。
確かに大岩には垂直の切れ目がある。
伊良部島の自然の場では、地球の歴史の深さに出会える。
そして、今日、ローゼルの茎の繊維で漉いて作ってきた和紙に「光 相照らす」と心をこめて書いた。
この言葉のおおもとは、祖父常観僧侶の著書にあった次の言葉である。
「ひとたび光観たる以上は、相食むかわりに、相照らすことができるのである」
天地の恵みを受けて、人と人、国と国とが和する、そうありたい。
争う事はない。
力による収奪と支配の歴史を省み、
各文明の固有の価値は再発見され、尊重されなければならない。
色即是空 空即是色とはこのことだ。
虚心になった時、自然は世界はあざやかに蘇えるのだ。
人生においても、地球の歴史においても。

  


Posted by ちかさん at ◆2015年02月05日02:52NPO法人いらうゆう

96 ヤマトブー再発見

第96回 伊良部探検隊 2014年10月~                                                         宮古本島を望む一周道路にある、大鏡岩ヤマトブーを見直している。


















高さ25m直径18m重量30万tとされる琉球石灰岩(=珊瑚礁)の大岩。
道路から東面を直下から圧巻な姿を見上げてきた。
亜熱帯樹林牧山公園から見え隠れする姿も「威容」と感じてきた。
大鏡岩「世界のすべてを照らし出す岩」と聴いてきたが、
その意味がよくわからなかった。

2014年の晩秋、客人と冒頭の写真にある岩の姿を見上げて、
頂上の面が西陽に輝いているのを観て、あっと思った。
頂上の西面は、西の光、インドや西の自然や文明の光を照らし出して、
届けてくれているんだと思った。
とすると、いつも船からもみている東面は、東の光、インカやレムリアの自然や文明の光を、
照らし出して、届けてくれているんだと思った。

探検隊で、何度か、遊歩道から続く階段を草刈りしてきたが、自然に戻ってしまい、道が見えなくなり、
またやろうといっていたのだが・・・
別の客人と歩いていると、道が通っていて、階段を登れた。
電話してみると、探検隊を共にしてきた雷太が客人と刈ったという事だった。
これも探検隊で、探検隊が普段の事となったという事で、ありがたいと思った。
かくして、これを第96回として報告しようと思った。
階段を登り、草をさらに刈っていると、岩の頂上に切れ目がある事に気づいた。

ヤマトブ-の底には、深い切れ目があり、干潮時に入っていける。
行き止まりから、さらに切れ目は、岩の上方に伸びており、もしかして、
切れ目は頂上まで?!
底の切れ目は「世界十字盤」 と聴いている。

この正月7日、客人と階段を登り、
頂上の岩を目の高さで対面してみると、
顔が観える。
風に耐えてきた顔とも話したが、
別れ際、笑っているようにも観えた。

と、こんな愉しみをともにしていきたい。

お気づきの方は、このブログの探検隊報告が、
第90回からいきなり第96回じゃないかーと、
言われると思う。
これは、探検隊が日常化している事と、
わたしの報告怠りの故で、申し訳ない。

おって、報告する。

日常化しているので、あなたの自然探訪美化保全の営みが探検隊という事で、
その報告や、今度みなでやりたい場があれば、伝えてほしい。

未報告の活動のタイトルを記しておく。
第91回 2014年2月 難行程下地島狭間池再探訪  シャリンバイ再発見
第92回 2014年2月 下地島空港東海岸海岸漂着ゴミ清掃 伊良部マラソン前
第93回 2014年3月 下地島西海岸沈水ドリーネ探索 テンノウメ再発見
               (内陸の池とつながる海の中にある池=壺)
第94回 2014年8月~11月 下地島伊良部島県道歩道草取り整備
第95回 2014年10月~ 下地島帯岩再発見 島と島をつなぐ大岩
               (国と国・東洋文明と西洋文明・水と火・過去と現在)                                            
  


Posted by ちかさん at ◆2015年01月16日02:15いらぶ探検隊

2015年 年賀

































































この2月で、伊良部島移住丸17年になります。
昨年は、NPOで、2事業を一体的に興す、実質の年になりました。
メンバーがそれぞれの仕事にコミットし、私も、日々十全の働きができました。
多くの有難いお迎えもできました。
愛する鍋底や渦巻畑やハーブランチの恵み・・・
この1月31日に伊良部大橋が開通します。
2月22日、その往復8kmも含む、32kmの伊良部マラソンに出ます。
今日、正月休みのゆとりもあって、久しぶりに渡口の浜を走りました。
走りながら、32㎞は苦い体験から、きついけど、とにかく、スピードでなく、「快走」しようと思いました。
そうして、例年書く、書初めの言葉が思い浮かびました。
「快食 快走 快勤」
快く働く事はとても大切な事です。
作物を愛し、製品を愛し、共に働く人を愛し、お客様を愛し、精進していきます。
一昨年の書初めは「実現」でした。
思いを強く持ち、事業開始は実現しました。
「32km」も意識し快走を実現します。
息子の悠も最近はゲームにはまっていますが、
例年やり切ってきた7km快走を実現してもらいたいです。
何より、「快勤」!
皆で実現します。
昨年末にメンバーやお客様や貨物の為の8人乗りの車も配備できました。
今年は、パッションフルーツの6棚栽培、七輪陶芸等、新たな取り組みもあり、
新たな共に働く人も増えていく予定です。
創造の場を創造していきます。
すべて、おかげさまです。
よろしくお願いいたします。
いつでもお越しください。
  


Posted by ちかさん at ◆2015年01月03日16:12NPO法人いらうゆう

ナチュラルヒーリング

9月27日 ナチュラルスピリット・レムリア・ヒーリングツアー23名様が御来島。
目的は「レムリアのエネルギー・自然のエネルギーに触れる」
レムリアとはかつて、太平洋の島々にあり、水没したとされる自然と一体の美しいレムリア文明。

自然探訪とハーブランチでお迎えした。










席をみんなで相談して、室内に17席、
渦巻畑側の外に6席、設定。
厨房にも50皿分を並べられるスペースを作り、
お料理10品の盛り付けをした。
日頃の収穫と加工をベースに、料理・盛り付け・
給仕・食器洗いがつながり、お迎えできた。
メンバーに、若者2名が加わり、活躍してくれた。
鍋底での沐浴で、すがすがしくなったからだとこころに、ハーブランチ!
講師万美子氏のお言葉(来処者ノート)
「とってもおいしくて感動しました!!ツアーの皆様も大感激です。ありがとうございます。」

鍋底では22名が水着で沐浴された。
地球の胎内の羊水に浸るような心地よさ・安心感。
そのもと、人と人も素直につながる。
この時の画像は撮れなかった。(水没)

午後の牧山のアブ(竪穴洞窟)の底では、
差し込む木洩れ陽の光の世界を楽しまれた。

講師は、ハワイ在住の万美子・デイヴィットご夫妻。
ナチュラルスピリット社が下さった、著書「レムリアンヒーリング」の巻頭の言葉。
「安心して あなたはちゃんと 宇宙から愛され サポートされています」
よくわかる。お迎えの前夜、しっかりこの言葉が届いた。

お迎えの3日前の深夜、偶然、宙を見上げ、プレアディス星団に出会った。
四角星の中の三つ星オリオンとW星カシオペアの中間に、肉眼でもぼんやり観える。
50倍の双眼鏡ではっきり七つ星が観える。
大好きなすばる!愛おしい。
レムリアとプレアデスはつながっているとの事!


天地の恵みをいただき、人と人がつながる一日を共にすることができた。
  


Posted by ちかさん at ◆2014年09月29日07:56NPO法人いらうゆう

9月 トゥルーシーの幸い



9月のトゥルーシー=ホーリーバジルである。

↑渦巻の中心。
1畝がこぼれ種で広がって、3~4畝に。その豊穣。
←中心に立つ福木を越す、ローゼル!(やはりこぼれ種から)
丸太に座って、中心に向かうと、真西方向にインド。
インドを想い、その伝統医学でも重んじられてきた ラマトゥルーシーの花の比類なき香りに癒される。
人と語らう。今ここにある幸い。

↓ハウスの中も、こぼれ種から広がりの豊穣。

採り、ほぐし、乾かすと、茶(80度のお湯で8分)も、酒(泡盛漬け)も、おだやかにおいしく、癒される。









↑加工品つくりは、ハーブと皆さんをつなぐ、大切な仕事だ。
↓ハーブランチも、ハーブと皆さんをおつなぎする。右がトゥルーシー茶。

9月に入っては、今まで7日間30名の方に食していただけた。
(予約制 自然探訪と組で2名以上・ランチのみで4名以上)
学生さん・チャクラツアーの方々・ヨガ暁とお坊さんのご夫婦・ワインとハーブ料理の方々・
大学の同級生ご家族3代・アロマの方々・AKIRA
一期一会である。
26日はナチュララルスピリットレムリアンツアー22名様をお迎えする。

3日、京都からの学生(阪本・山戸)は6日間、島体験(食・畑仕事・加工・海・ゲストハウス泊そして島陸上競技大会での走そして熱い打ち上げ!)をして、力に満ちて帰っていった。




























19日、アーティストAKIRAが来島、共に鍋底に浸り、ハーブランチを食していただいた。
その日の、宮古本島うぷんみでの、熱いライブそして打ち上げ。
「自然も含め、あなたとわたしは神に祝福されている!」
すでに、彼のブログにこの日の事がアップされている。
130か国を歩いてきた彼の毎日の体験も読むことができる。
人との出会いは確実に世界の広がりと深まりである。









左は宮古病院の理恵子先生。

縁がひらいたら、あなたも是非ここにもいらしてください。

トゥルーシーについての特集紹介記事がありました。
  


Posted by ちかさん at ◆2014年09月21日11:46NPO法人いらうゆう

夏をこえる

お陰様で、ハーブの仕事と就労支援の歯車がカッチリかみ合って、毎日、
栽培・加工・観光の仕事に専心できている。
メンバーの仕事ぶりは素晴らしい。
4人から、1人が怪我をし入院→間もなく復帰、計6人の体制になりつつある。
夏のハーブ=ローゼルとトゥルーシーの生育にも勢いがある。









    6月30日50畝種まき                          7月26日生育


                       8月12日生育 
   草取りは難儀35畝までやって、私5日間発熱仕事は続けるも、畑には入れず。
  メンバーの一人が休みにも来て、取り組んだと聴いて、感銘!
   何とか、草刈りを終えたい。加勢もほしい。あと15畝。
  今のところ、今季は台風の直撃にも合わず、このまま10月23日の一番花が迎えられる事を祈る。
   今年は皆で収穫をする!
   茶用・酒用ドライローゼルをたくさん作って、多くの皆さんにも楽しんでいただきたい。

    8月の予定 22日 宮古特別支援学校で10事業所の合同説明会。
            27日14時半~17時 於本事業所 本NPO通常総会

  


Posted by ちかさん at ◆2014年08月18日00:53NPO法人いらうゆう

渦巻畑


食品加工食堂屋上からの畑!
渦巻きもくっきり。
渦巻きで遊ぶ→

中心のラマトゥルーシー(ホーリーバジル・アユルベーター薬草)西方インドを望む
中心のニゲラ 待望の花が咲き始めた
















来間島の国仲先生からいただいた麦からの穂も
収穫間近!

ルッコラ・コリアンダー・ディルも
葉の収穫・ペースト作りから、
花・シードの季節に・・・

ハウスの中は・・・
ラマトゥルーシーと
サンマルツァーノトマト
の豊穣の季節に!
ラマトゥルーシーの花の香は、
高貴でかぐわしく、
幸せが満ちる!

来処歓迎。



  


Posted by ちかさん at ◆2014年04月19日06:27NPO法人いらうゆう

無為自然






















































































































①渦巻き畑にゆうこさんがまいたアネモネの種が生長して、こんな美しい花が・・・
②鍋底はいつもいつも息づいていて、訪れた人を魅了する
③岩礁に咲く車輪梅。こちらに来て淋しいのは桜と梅に会えない事。
しかし、この花再発見!梅の香!しかも開花が本土と同時期!
④ハウス内の、パクチョイ!その他、サニーレタス・ラマトゥルーシー・トマトもとても元気美味!
⑤渦巻き畑前でローゼルの天日干し。陽光の強い日に、すわっ、トレイにひろげる。
⑥一方、釜場の大鍋で煮たローゼルの茎からは、繊維がうきでて、これを漉いて紙に!
⑦緑の渦巻き畑と赤のハーブランチの対照!赤はビーツ・ローゼル・チャード・ナスタから
⑧アロエベラぴちぴち!これがからだを癒す!
⑨ナスタのワサビ味のアロエ丼!うまい!ヘルシー!このような賄い食を毎日作っている。
⑩岩礁に咲く天の梅!香りはないが、純白の美しい希少種!
⑪妹の次男と家の長男は大の仲良し!渦巻き畑で談笑!
⑫まゆこさんがランチに内地の家族も島の友達も連れてきてくれた!おばあちゃんラブリー!
まゆこさんは島に住んで3年目。キビ刈りに、マラソンにブレイクしている!
⑬ローゼル種取り。コンフィチュール作りにコミット!
⑭2月のひまわり満開・渦巻き畑。その向こうは、小麦・コリアンダー・・・
⑮圃場内、桜井のオジーが育てたキビの刈りとりに参加。刈り、積み、体が覚えてた。喜んだ。
体験用に2列分残してくれ、刈り、搾りジュース、ローゼルキビ飴作り、黒糖作り、紙作りに!
⑯探訪ランチのお客様との有難い出会い。最後にお出しするローゼルスィーツとホットティー!
⑰働き者のメンバー。誠実な人
  


Posted by ちかさん at ◆2014年03月25日01:23NPO法人いらうゆう

90 下地島オコ池・ククル池等再探訪

第90回伊良部探検隊 
人骨採取の場・下地島4池再探訪 2013年11月20日4名+以降希望者
宮古島文化財審議元委員長安谷屋昭氏・現委員長岡徹氏からの依頼があり、
探検隊のメンバーにも呼びかけて、この日の探訪・調査協力となった。

①圃場にある、新整備予定地の大岩の穴から多数の人骨を市の農政課が採取したとの報道があり、その現場調査。
240年前の明和の大津波により打ち上げられたノッチ岩の穴に、
埋葬された風葬説が有力と思われる。
鑑定結果が待たれる。
文化財調査が採取より優先されると思われるが・・・










②その後、ご依頼により、下地島空港北側と通り池の間の原生林中の3池への案内をした。
第29回2008年4月、6年前に、衛星写真から、場所を特定して、道をひらいて、探訪した3池である。http://herbvera.ti-da.net/e2088700.html#comments

その時の記憶を頼りに、鎌で道をひらきながら、3池に到達できた。

左)ナガビタ池
中)オコ池 中右)安谷屋先生・岡先生
下)ククル池 方言地図には名前がなく、ハート型であることから、心=ククル池と仮命名した。
いずれも、静謐な池。
希望される方に道をかためながら、
ご案内している。心癒される場である。
潮の干満により水位が変わり、その時により、池の様子が変化する。若干の塩分を含む。野鳥の観察が出来る。
衛星写真・方言地図中にあるガーナ池には、まだ到達していない。課題である。
現在、安谷屋昭先生が下地島の池について、報告書をまとめられている。
帯岩近くの、狭間池への案内も依頼を受けている。
記念すべき第1回探検隊2005年12月の探訪地である。

 




  


Posted by ちかさん at ◆2014年02月09日12:00いらぶ探検隊

89 渡口の浜美化

第89回 伊良部探検隊 2013年8月 渡口の浜美化  参加15名 ゴミ袋30
最も美しい浜の一つ、500mの白砂・弓形の浜・渡口の浜を8月を中心に、
ゴミ拾いを続けた。
拾う事で、確実に場は蘇える。
漂着ゴミを拾う事は、地元の役割である。
9月以降、絶えず、見守っているが、幸い、清浄は保たれている。
  


Posted by ちかさん at ◆2014年02月09日10:25いらぶ探検隊

サトウキビ搾りクリエイティブ!

付属圃場にはおじいが丹精して育てたサトウキビがある。  









釜場棟にある搾汁機でしぼってみた。
しぼりたてのサトウキビジュースは実にフレッシュで美味!
以前、インドやタイの街頭で飲んだその場で搾ったキビジュースの美味そのもの!
初めて自分で搾った!
皆さんにも味わってもらいたい!

さて、黒糖作りの大釜はまだまだ、使いかねているが、ジュースを小さい鍋で煮詰めてみた。
飴が出来た!美味!さらに、二回目はカク君がしぼり、ローゼルを加えて煮詰めてみた。
これも美味!まだ、カチッとした飴や黒糖にするには研究が必要だが、シロップとしてもいける。
夜、島酒(泡盛)に溶いてみた!ローゼル入り共、とても美味!









キビの絞りカスを捨てようとして、カスの中に繊維が見えた。









これは、紙にしてみよう!
やや、太目の繊維がとれ、単独ではもろい紙になった為、
牛乳パックからのパルプを少量混ぜると完成!
ローゼル枝・月桃茎からの繊維の紙も久しぶりで作り、並べて愛でた。











ここは、物を作り出すクリエイティブな場。





キビを搾り、ジュースに再会!そこから、
黒糖ローゼルシロップ・キビ紙もできた、
クリエイティブな日になった。
皆さんにも体験してもらいたい。

友人に寒中見舞いで今年もクリエイティブに!と書いたら、
その友人は旅から帰り、実家の手作り干し柿を持ってきてくれた。
また、旅の途上でここで働いてくれた友人は今日、今は広島の造り酒屋で働いているとの手紙入りで、富久長という純米酒を送ってくれた。
実に、澄んでいて、美味!HPも充実している。
うちのものも送ってあげたくなった。
その手紙の追伸の言葉。
「ぼくもできる事なら、人の中で、土と共に暮らしてゆけたらと思っています。
またいつか あの優しいバスタが食べたいなぁ」
いい青年!
くしくも、今日の昼は、畑のバクチョイやルッコラたちを入れたクリームパスタを作ったよ。
いろいろな人がここで、物作りを、食を、愉しんだらいい!

  


Posted by ちかさん at ◆2014年01月30日05:08NPO法人いらうゆう

ベルギー人夫妻来処

那覇浮島ガーデン処からの紹介で、1月4日、ベルギー人シェフご夫妻が来られた。

stefとwt
正月休みで、いつものランチが出来ず、そしたら、旬の御節で九品盛作ろう。
となって、お迎えした。


私は みどりのセンスを尊敬する!

かくして、ランチが過ぎ、畑に。
感情豊か!
マジョラム・ローズマリー・ルッコラ・ラベンダーセージ・コリアンダー・ディル・ビーツ・ディル・ジャガイモ・人参・春菊・大根・ニンニク・ワケギ・カブ・アロエベラ・ローゼル・かぼちゃ・・・



そして、渦巻き畑に座って・・・
中心を観ると、そこは西で、向こうに多良間・台湾そしてインド
目の前にインドのバジル・トゥルーシー、その先、中心近くに、
南ヨーロッパ原産のニゲラの芽が20出ている。
その花は吸い込まれるように美しいと言われ、だから、
渦巻きの中心!と気がついたのは悠だった。

夫妻、[so peaceful and restful !]と。

食品棟に帰り着いた時、

[inside Lunch outside garden 
it,s Magic !!]

と言ってくださった。

それにしても、この密着度!
日本人にはない

International !!!

なんか広まった。

このご夫妻、この後、
西表島友和村石原和義処、
与那国島イタリアンレストラン哲処に、
流れたはずだが・・・
各処からのコメントを期待したい。

食で琉球南西諸島がつながり、
賀状で日本各処とつながり、
世界とつながる幸い!
  


Posted by ちかさん at ◆2014年01月10日23:55NPO法人いらうゆう

2014年新年






みどり丹精の御節・
先祖の地滋賀湖北の西源寺・門徒さん八木氏お手製の鮒寿司・
地酒泡盛+ハーブ
で明けた。
いずれも滋味の物。感謝。
もうすぐメキシコに立つ島の友人にも
お裾分け。


この一年の積み重ねで、遂に、地場産業と福祉を一体的に興すNPOの基盤が成った。
これからの一年は、人との出会い・場の深めにじっくりと取り組む。

正月の時間、この一ヶ月の取り組みを記す。











ローゼルは豊作!             K君は種採り器で仕事に集中!
                     みどりはローゼルコンフィチュール作りに集中!

K君は瓶の煮沸でも丁寧な
仕事ぶり! 

この仕事はハーブペースト作りでもいかされる!

暑さの夏・暴風の台風の季節が過ぎ、
ハーブが育ち始め、ペースト作りに着手!











渦巻き畑にも
ルッコラ・コリアンダー・ディル
初物ペースト完成!











ラベル貼り・3種に加え、ローゼルリーフ・      ローゼル生・種も袋詰め!
ローゼルコンフィもスタンバイ!
翌12月23日、宮古本島市場納品・祭で試食販売!



「ありがとう2013年!愛と光の癒し祭り!」
於:七原コミュニティセンター
天地をつなぐアマミ舞いや弾き語り・・・
各種癒し系ブース(この日は無料で多くの人が受けられる!)
ペーストやコンフィの試食も1種の、食や探訪のプログラムの案内!
徹夜で作ったハーブ弁当25食→
多くの方が体が歓んでいるといって下さる。
ワンラブ・うぷうみ・元ちゃん弁当も、
確信的にうまく、嬉しい食の交流!
友人との再会・新たな出会い・・・
それぞれが少しずつ変化しながら、今を生きる!
たみちゃんの歌声は深かったなー



数日後、
祭りで出会ったうぷうみの方が来て下さり、
ローゼル収穫を加勢!
昼食はじっくりお粥を炊き、
畑のハーブや野菜等を摘み、
十七草粥(がゆ)を楽しんだ。
大根・カブ・春菊・青梗菜・サニーレタス
ルッコラ・ディル・コリアンダー・パルダマ
ローゼル実・ローゼル葉・センダンクサ
ナスタチウム・ワケギ・ニンニク葉
スィートバジル・ホーリーバジル
美味であった。
ペーストと粥も相性よし!







いろいろな方が、来島され、自然探訪とハーブランチを堪能してくださった。 
祭りつながりといえば、
賑栄い塾で出会った斉藤氏は、来島下さり、料理をハーブ懐石と言ってくださった。










市県国の役場の方々、
相談役の三角氏・トラクター加勢の中島氏・
畑作りからローゼル収穫まで加勢の有子さん・関山氏はじめ、
新会員の方々、寄付を寄せた下さった方々
多くの方の総力で活動が成り立っている。深謝!

有子さんがくれた年賀状は、スイングという京都の同じ活動のNPOの、
メンバーが描いた直筆の迫力ある馬の絵であった。
有子さんはうちのK君の事もこよなく愛してくれている。
年賀状表の言葉をかみしめたい。
「NPOいらうゆうにとって、
つながりが広がり、深まる1年となりますよう心から願っています」

明日1月4日から始業。
2人の方がローゼル収穫の加勢に来て下さり、
ランチの客人にはベルギーのご夫婦を迎える。

料理の姿等はみどりの染めブログに!

  


賑栄い塾(沖縄本島)参加

2013年11月23日~25日 第18回賑栄い塾(沖縄本島南城市)に参加した。
にぎわい塾は年1回開催される、世界や自分のあり方を問う全国にひらかれた集いだ。
呼びかけ人は、
野本三吉(加藤彰彦)氏(沖縄大学)・岸田哲氏(大倭紫陽花邑)・阿木幸男氏(河合塾)。
第10回2005年2月は伊良部島で開催(参加60名)。直後に島に激震。
軍事基地化町議会決議・住民の立ち上がり・白紙撤回町議会決議。
その後の島。今回、その報告をした。
今年のテーマは「いのちと暮らしの世界から」
全国から60余名が集まり、とても深い親交ができた。

探訪地①「命どう宝」碑。
写真の石原エミ氏が建立に尽力。
写真その右奥の沖縄大学学長加藤彰彦氏が建立実行委員長となり、
沖縄県・糸満市が承認。今年6月建立。
「沖縄戦の国内外の犠牲者の氏名を刻んだ平和の礎(いしじ)を守る
ヒンプン(仕切り屏)にあたる。」
碑文「命どう宝(ぬちどうたから)命こそ最高の宝」









裏「戦争は終わった 平和は人の心でつくる 命こそ究極の宝」
日本語・英語・韓国語・中国語。
カミンチュー石原エミ氏の沖縄戦をふまえた平和への祈りは深い。
「1604年、薩摩の侵攻により江戸まで拘束された琉球国王尚寧が、
琉球に帰り着いた時に語った言葉が『命どう宝』という。
琉球の床の間には刀でなく、三線が置かれてきた。
沖縄の不戦の心は、今も貫かれている。」

探訪地②久高島
久高は神の島。15年前、縁あって、訪れ、蛇飯を喰らい美味、浜の自然にふれた。
今回、「道沿いの細長い畑に私有地無し、
北半分は神域で住居はない」と聴いた。
「久高は、
沖縄本島を創ったアマミキヨの天下った島。」
齋藤氏は、宮古島の水をつなぎ、
花柳鶴寿賀氏は、アマミ舞を舞われた。と。
塾最終日、会場で、鶴寿賀=鶴阿弥氏は、アマミ舞を舞われた。
「天と地をつなぐ」
「日本を創った神、イザナギ・イザナミ夫婦の不仲を和合する」舞と。
いつしか伊良部でも舞っていただきたい。
宮古島の開祖、コイツノ・コイタマの神の言葉、「直なる心は明けく、輝くこころぞ」
鬼の心をも和ませ、相、島におりたった・・・

探訪から帰った夜、伊良部からの報告をした。

第8回賑わい塾(奈良・大倭紫陽花邑・2003年10月)
「人と人、人と自然、人と神との関係が断ち切られた中で、それを繋いでいくのは、
『魂からの叫び』(ことだま)しかない。」

第9回賑わい塾(沖縄・宮古・伊良部島・2005年2月25日~27日) 
テーマ『いのち、生まれ出ずる時』 参加者64名
◎ 自然探訪  「サバオキガー(禊の壷)」「ヤマトブー(大鏡岩・世界を照らす)」「渡口の浜」「天橋立」「帯岩」「通り池(龍眼・世界を見通す)」「鍋底(再生の場)」「大龍門上」「潮吹き岩(コンクリート詰め状態)」「大竹仲洞窟」「牧山竪穴洞窟=アブ群」「牧山天主降臨台」
◎ お話「価値観が揺すぶられる体験」「人間によって封じ込められた自然の空間と、生命の根元・原初へと立ち返らせる本来の自然の対照。」(三田氏)
「武力による『我よし強いもの勝ち』と、いのちの世の立替、つながりの蘇り」(出口氏) 
「札束で頬をたたかれれば、島民は軍事化に傾くだろう」(中村氏)
私「自己史・人頭税廃止100周年市民児童劇(演出)・4年前の軍事訓練誘致決議への懸念)

第9回賑わい塾直後の事件(伊良部島・2005年2月28日~3月25日)
2月28日に、伊良部商工会・下地島空港への自衛隊駐屯誘致町議会決議要請の報道、1票差で決議はなされ、誘致派議員防衛庁長官へ直接駐屯要請。
3月24日住民委員会主催住民説明会開催。
過半数の3500名の町民と18名の議員が直接意見交換。『魂からの叫び』!
翌3月25日、自衛隊訓練及び駐屯要請反対町議会決議が成る。(記録番組DVDあり)
2008年11月21日 ミルク御嶽(白砂の浜の海洞)のミルク(幸福)の御願に呼ばれる。
「近角さん、3年前、住民がたちあがって、平和を守った事、自然の神様に感謝しよう。神様は待っていてくださったと言うことだよ。」
2005年12月から伊良部探検隊(自然探訪・美化・保全)活動。月1回。この11月で90回。
90回目は下地島手つかずの池3箇所、新旧文化財審議会長と共に再訪。
鍋底は「波の波動」「いのちの温もり」の場。

2003年長男悠誕生 2005年12月からハーブ栽培加工品料理作り。

2005年から特別支援学校就労体験実習~卒業生研修

2013年3月14日NPOいらうゆう設立(地場産業と福祉事業を一体的に興す) 
7月1日宮古島市体験滞在交流施設(栽培・加工・体験観光)指定管理者指定
12月1日障害者総合支援法に基づく就労継続支援B型事業所指定
命とつきあう場!
11月28日福祉事業所指定書受理(賑わい塾直後の幸い)
11月29日30日 賑栄い塾で出会った斉藤正宏氏来島。探訪料理。
別れ際、「放射能でなく、宝です。」と。
その地の、互いの、命との出会い。それをこそ、大切にするということ。
通して、そういう賑栄い塾だった。
「ひとたび光観たる以上は、相食むかわりに、
相照らす事ができるのである」(祖父近角常観の言葉)
「西暦1200年~2000年の富国強兵の文明が終焉。
これから800年は天地間共生の文明へ」(来島者・哲)

私は報告の終わり、
島から同行した浜川シヅさんの事を語った。
彼女こそ、
私を鍋底の中に導いてくれた人であり、
君が代の君が悠久の地球である事を悟らせてくれた人である。
シズ氏は念願の富士登山で観た白い龍と黒い龍の雲の舞の話をされた。
出口三平氏が石笛を吹かれると、シヅ氏は、即、琉球の歌を歌われた。
最も楽しい時、大切な時の歌。
嬉しかった。
2005年の時の報告より力強かったと阿木氏に言われた。
そう、一層地に足が着いたから。
岸田氏は奈良の先進的な社会福祉法人青葉仁会につないでくださると言われ、賛助会員になってくださった。
野本氏はますます心眼が開かれていた。
おかげ様でいろいろな方が一層近しく感じられている。
世界がいとおしい。
毎日、ローゼルを収穫、一次加工。野菜ハーブの新芽の間引き菜が美味。
明日・明後日は来島者。島を五感で感じていただく。

岸田氏から届いた2000年11月第5回賑わい塾の記録誌。
翌8月に亡くなる山尾三省氏を交えた、命の言葉の数々。正直な自己史。
自然 ありのまま 合う 好き 極楽 カミ 
命の流れを感じる
  


Posted by ちかさん at ◆2013年12月09日01:55NPO法人いらうゆう