96 ヤマトブー再発見

ちかさん

2015年01月16日 02:15

第96回 伊良部探検隊 2014年10月~                                                         宮古本島を望む一周道路にある、大鏡岩ヤマトブーを見直している。


















高さ25m直径18m重量30万tとされる琉球石灰岩(=珊瑚礁)の大岩。
道路から東面を直下から圧巻な姿を見上げてきた。
亜熱帯樹林牧山公園から見え隠れする姿も「威容」と感じてきた。
大鏡岩「世界のすべてを照らし出す岩」と聴いてきたが、
その意味がよくわからなかった。

2014年の晩秋、客人と冒頭の写真にある岩の姿を見上げて、
頂上の面が西陽に輝いているのを観て、あっと思った。
頂上の西面は、西の光、インドや西の自然や文明の光を照らし出して、
届けてくれているんだと思った。
とすると、いつも船からもみている東面は、東の光、インカやレムリアの自然や文明の光を、
照らし出して、届けてくれているんだと思った。

探検隊で、何度か、遊歩道から続く階段を草刈りしてきたが、自然に戻ってしまい、道が見えなくなり、
またやろうといっていたのだが・・・
別の客人と歩いていると、道が通っていて、階段を登れた。
電話してみると、探検隊を共にしてきた雷太が客人と刈ったという事だった。
これも探検隊で、探検隊が普段の事となったという事で、ありがたいと思った。
かくして、これを第96回として報告しようと思った。
階段を登り、草をさらに刈っていると、岩の頂上に切れ目がある事に気づいた。

ヤマトブ-の底には、深い切れ目があり、干潮時に入っていける。
行き止まりから、さらに切れ目は、岩の上方に伸びており、もしかして、
切れ目は頂上まで?!
底の切れ目は「世界十字盤」 と聴いている。

この正月7日、客人と階段を登り、
頂上の岩を目の高さで対面してみると、
顔が観える。
風に耐えてきた顔とも話したが、
別れ際、笑っているようにも観えた。

と、こんな愉しみをともにしていきたい。

お気づきの方は、このブログの探検隊報告が、
第90回からいきなり第96回じゃないかーと、
言われると思う。
これは、探検隊が日常化している事と、
わたしの報告怠りの故で、申し訳ない。

おって、報告する。

日常化しているので、あなたの自然探訪美化保全の営みが探検隊という事で、
その報告や、今度みなでやりたい場があれば、伝えてほしい。

未報告の活動のタイトルを記しておく。
第91回 2014年2月 難行程下地島狭間池再探訪  シャリンバイ再発見
第92回 2014年2月 下地島空港東海岸海岸漂着ゴミ清掃 伊良部マラソン前
第93回 2014年3月 下地島西海岸沈水ドリーネ探索 テンノウメ再発見
               (内陸の池とつながる海の中にある池=壺)
第94回 2014年8月~11月 下地島伊良部島県道歩道草取り整備
第95回 2014年10月~ 下地島帯岩再発見 島と島をつなぐ大岩
               (国と国・東洋文明と西洋文明・水と火・過去と現在)                                            

関連記事