65 竪穴洞窟ゴミ拾い

ちかさん

2011年03月31日 08:20

3月11日の地震津波の第一報以来、未曾有の大災害被害が広がっています。
被災の方々には、衷心より御冥福とお見舞いを申し上げます。
今、私達の生活、私達の社会のあり方が問われています。
その中での探検隊活動、今回は地球に向かって捨てられたゴミを粛々と拾いました。
また、東京のテレビ局の撮影の問合せには、大災害の傷みへの少しでもの癒しになればと考え、島の美しい自然の場を案内する事を確認しました。

第65回伊良部探検隊 2011年3月27日 参加者9名

牧山洞窟群は、琉球石灰岩を水が溶かす事によって形成されてきた竪穴洞窟(アブ)で、
牧山の台地に点々と8箇所ある。(市指定文化財)
深さと形状を記した断面図(1994年愛媛大学学術探検隊による調査結果)





ウスバリアブを真上から拝む。大きいつらら岩が望める。足場は悪い。







農道から、ウスバリアブに向かって投棄されたゴミの山。









小雨の中、粛々と拾う。ゴミ袋30。粗大ゴミ多数。
運送及び残り(約7割)は市環境保全係と地域作り課に届け、相談する。





8名で手打ち後、カナマラアブの木陰で休憩・会合。(畑のかぼちゃとジャガイモとハーブ)







参加者のタローさんのブログは迫力に満ちる!
http://jintv.net/blog/?p=4277

問合せがあった番組はテレビ東京「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」
(生きていく上で役に立つ、心が豊かになる、学校では教えてくれない教養や知識を楽しみながら学ぶ情報番組)
離島探訪・「島ダス」
http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/
結果的には、今回の撮影は宮古本島になり、伊良部島は次回以降の候補という事になった。
せめて本ブログで、島の自然の場をお届けする。最後に大津波祈りの場。

大龍門上断崖からのリーフ海域(地球の美しさ)















鍋底・生まれ変わりの場(世の中の再生だ!)













渡口の浜











ヌゥドゥクビアブ
































石筍




























帯岩 下地島・240年前の1771年明和の大津波で打ち上げられた大岩・
高さ13m周囲60mの逆さノッチ岩。
明和の大津波・M7.4 高さ40m・最大川の奥で85mの津波・震源地の石垣で9312名・宮古で2548名の犠牲者
「国と国との和、島と島との和合の国結びの大神様」の場とされる。(『宮古島の記』)
正面から左回り奥の岩間に祈りの場がある。
2005年2月にぎわい塾(全国から40名参集)で祈った。
再び、祈りの時である。



関連記事