てぃーだブログ › 伊良部島ハーブベラ畑 › 三重県桑名市議下地島空港視察

三重県桑名市議下地島空港視察

三重県桑名市議下地島空港視察三重県桑名市議会議員4名(民主系1名自民系3名)がご来島。
普天間米軍基地の移転先の一候補として全国的に注目の、
下地島空港視察のためだ。
宮古島市議4名と共に、お迎えした。
お蔭で、下地島空港管理事務所3階に通され、じっくりと、空港の概要を伺う事ができた。

三重県桑名市議下地島空港視察←冊子の表紙の写真である。
タッチアンドゴーを繰り返す、訓練機からの航空写真である。
エメラルドの海は勿論、探検隊にとっては懐かしい、下地島の池たち、ハイキングした南海岸、東屋を再発見した入江も入りくんだ全容、が観える。
このタッチアンドゴーの観光化ができたらどんなに素敵だろう。
質問すると、可能! 宮古島市次第という事だった。
航空ファンはもちろんの事、確実に、
下地島ファン・伊良部島ファンが増えるだろう。
両島とも、ほぼ全海岸線域が県立自然公園だ。
すばらしい体験プログラムだ。
30人ほどの遊覧飛行でもいい。

9年前、自衛隊機訓練誘致伊良部町議会決議の理由とされた、訓練着陸回数の減少も、
2001年7000回から、2008年19000回と、回復してきている。
それに伴い、町(市)の収入となるガソリン譲与税も、2001年2000万円から、2008年5000万円と、回復している。
ちなみに軍事化した場合は、ガソリン譲与税は市には入らない。
負の遺産を負う代わりに得る、振興策や交付金はあろうが、これは麻薬・それ無しには人も自治体も生きていけなくなると言われている。

三重県桑名市議下地島空港視察昼食は、最近友人が開店した、ほぐし茶屋で。
タイ風麺とインドスパイシーカレーを食べていただいた。
空港の後、下地島の国の名勝・天然記念物「通り池」・白砂の「渡口の浜」を観ていただいた。
そして、市の体験滞在交流施設へ。
ローゼルの冷茶とコンフィチュールヨーグルト・ペーストカナッペを食していただき、
製品も見ていただいた。
桑名市こそ、内実のある町育みを目指している市だ。
そして、2005年の3月の伊良部島の住民と議員と仕掛け人の姿をドキュメントした番組
「消えた自衛隊誘致ー小さな島の選択」(琉球放送2005年5月25日放映・DVD・50分)を
観ていただいた。
現憲法の核、主権在民と平和主義を体現した動きだった。
自民系の町議会議員も大きな力になったのも事実で、この問題には革新も保守もない。
桑名市議の感想の第一声は、「何故これを全国放映しないんですか?」だった。
宮古島の市議も、「伊良部の心がはじめてわかった」と言われた。
住民意思が平和を守る、歴史を創る、貴重な映像だと認識を新たにした。
国こそ、自然を、人間を守らなければいけない。
政府の方にも、全国の方にも観て欲しい。
DVDを必要とされる方は申し出て欲しい。

「太平洋戦争や昨今の世界の局地戦の苦難を思うと、軍事化による平和などあり得ない。
下地島空港を軍事利用する事は近隣諸国の不安をひきおこし、アジアに緊張をもたらす。
よって、下地島空港の軍事利用には断固反対する。」
(現宮古島市長下地敏彦氏の 2005年11月伊良部住民委員会の公開質問状への回答)

桑名市議の成田正人氏のHPもとてもクリエイティブだ。
http://www.masando.com/

全国とつながっていきたい。









 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。